2006.01.29 Sunday
ベレムナイトに対抗!?USUS ボールペン
ベレムナイトのペンに対抗???というわけではないんですが、奇妙な形のボールペンということで、こちらをエントリ。ベレムナイトのようにいかにも古代生物!って感じではないんですが、強いて言うならフズリナっぽい?あるいは、植物の細胞とか。
USUSというメーカのボールペンです。見た目同様、機構もユニーク。マグネティズムという機構が採用されています。
で、そのマグネティズムとは…
はい、その名の通り磁石です。笑)
軸そのものをクルッとまわすことで、前後の軸がパチンとはまり筆記状態になります。スプリングやシリンダーなど経年劣化する素材を使っていないため、非常に耐久性が高い……とサイトには書いてありました。
ペン先が収納された状態では2個、筆記時には4個の強力な磁石で固定します。磁石だからといって軸が取れやすいこともなく、ペン先が収納された状態で結構力を入れて振ってみても外れることはありません。筆記時は4個で固定するので普通のペンと同様の使い心地です。
本体は11.8cm、一番太いところで直径1.5cm。書き味は見た目ほど個性はなく、普通に良く書けるペンです。
これはプラスティックですが、アルミ製のもあります。アルミ製は、よりかっこよさが増すんじゃないかなぁ。もっと安ければ買ってみたいですが…。
リンク:ブラウデザイン 未来型ボールペン
2006.01.27 Friday
プラチナのシャープペン
前回に続き、行き着けの文房具屋シリーズです。古〜い文具屋だけあって、意外な掘り出し物を発見したりすることも。
こちらは昔のプラチナのシャープペンです。太さは8〜9mm、長さは12cmほどと相当細身&短め。
基本的には細軸苦手なんですが、なんでこれを手に入れたのかというと、デザインも悪くないな〜と思ったから、というのが理由の1つ。
もう1つは、このペン、ダブルノック式なんです。カチッと一回強めにノックすることでスリーブ部分が飛び出て、もう一回ノックすると芯が出てきます。だからといって、スリーブは固定式ではなくて、サファリやスクリブルのように引っ込みます。
文具店の店員さん(おそらく50代半ば?)が小学生か中学生のころに出た筈、とのこと。定価1500円ということで、かなり気合入れて製作されたんじゃないかと思えるような、しっかりとした作りです。細身ではありますが、なかなか使いやすいです。
2006.01.21 Saturday
三菱ピュアモルト〜複合ペン
SUGさんもエントリされていたピュアモルト複合ペンです。
全長14cm、もっとも太いところで12mmほど。4penほどじゃないですが、ちょいと太めで重心がやや後ろになっています。LAMY2000と同じ機構で、振り子式です。
書き味は、普通。笑)でも、4C芯の中ではかなり好きな部類に入ります。
こちらも購入してから、数年経つのですがもともとさらっとしていた木に艶が出てきました。木そのものの艶というよりも、ニスが塗られたような感じです。
SUGさんのは金属部分が特に年季がはいってきたということですが、私のは木の部分の変化が大きいです。ニスが塗られたようになった一方、それが剥げて中の木の部分が見えてきているところがあります。
使っていて特にこれといってダメなところはありません。ただ、バランスと軸の太さを考えると2000円のヤツの方が使いやすいかなぁ。
2006.01.18 Wednesday
大峡製鞄の財布
新年ということで財布を買い換えました。
大峡製鞄というメーカの財布です。大峡製鞄と書いて“おおばせいほう”と読むらしいです。
大峡製鞄のサイトによると
『昭和10年以来の創業以来、鞄作りに携わること71年』という歴史あるメーカで、『皇室の薬箱も製作している』らしいです。
鞄製造が主体のようですが、財布や小物なども扱っていて、こちらには比較的手ごろな価格で手に入るものもあります。(鞄は目ん玉飛び出るほど高い…)
というわけで、“職人”系に弱い私はすぐさま飛びついてしまいました。^^;
以前は大分派手なものを使っていたんですが、今回はちょいと落ち着いたシンプルなやつがいいなぁと思いこれをチョイス。
革はサンタクローチェ(ソフト)という、いかにも子供に何かくれそうな名前。ソフトということですが、普通の革財布と比べて同じくくらいかやや硬めです。ちなみに、ハードだとかなり硬い上に結構かさばります。
いかにも“味が出ますよ〜”といった風情の革で、色といいかなり気に入ってはいるのですが、いかんせん傷がつきやすい。買ってまだ2週間程なのに、ちょこちょこ凹みや擦れがついてしまいました。
とはいっても、この点についてはサイトで説明されているので、あまり気にせずガシガシ使っていこうと思っています。これからどういう表情をみせてくれるのか楽しみです。
リンク
大峡製鞄
2006.01.15 Sunday
パラジウムコートの変化
正月ボケ&ちょっと多忙だったため、気がつけば一週間も放置状態になってしまいました。無駄足を踏まれた方、申し訳ありませんm(_ _ )m
さて、今日は写真はなく文章オンリーで、使用していたLAMY4penの経年変化について書きたいと思います。
4penが登場したのは、“筆記具担当者のひとりごと”(ナガサワ文具店さん)がこれについての記事をお書きになっているのが2003年6月なので、その近辺だと思います。私は登場してからしばらく経ってから購入したのでおそらく2003年半ば〜終わりにかけてでしょう。
というわけで、2年前後は使っているのではないかと思います。その2年前後での変化をば。
使用状況:2本挿ペンケースに入れてほぼ毎日使用。用途はこまごまとした書類への書き込みが中心。長期間の筆記には使わず。
ここまででの変化・感想
買って来た当初は、パラジウムコートはサラサラとしていた印象があったのですが、だんだんとつるつるに、色は透明度と深みを増してきたように思えます。なんというか、長期熟成された麦焼酎のような色。
ただ、その一方で傷、というほど大げさなものではないのですが、服でいうところのアタリのようなものができてきました。&LAMYロゴは半分剥げました笑)
グリップはゴムと梨の木を持っていますが、ゴムの方はしばらくつかっていてDrグリップに見られるような妙な汁現象が起こったので梨の木にチェンジしました。梨の木は全く問題ありません。
その他、機能的にはもちろんなんの支障もなし。これくらいの使用で壊れられちゃあLAMYの名が廃るってもんです。
このパラジウムコート、ペルソナ・アクセント・4pen・Studioなど最近登場するペンには良く使われている技法です。始めてのパラジウムコートが用いられたのは、“ラミーのすべて”を見る限りペルソナ(1990年)だと思われます。
ところで、2000は1966年からのロングセラーです。インターネット上には10年、20年以上使用されている方もいらっしゃいます。そのため、LAMY2000は長期使用に十分耐えうるものだとわかりますし、どのように経年変化をするかある程度知ることが出来ます。
樹脂製でヘアライン加工されているボディは、少々の小傷なら目立ちませんし年を経るにつれてヘアラインが薄くなっていくのも様になっています。
パラジウムコートについては、そこまで長期に渡って使用するとどうなるのかまだわかりません。
そのため、どのように変化していくか非常に不安でもあり楽しみでもあります。
私は100%文系の人間なので、“〜コート”と書かれると「いつか剥がれるんじゃないの?」と思ってしまいます。個人的には、ペンである以上、少々の傷には耐えてもらいたいですし、それを味として変えて行けるものであってもらいたい。
もちろんLAMYのことだから、その辺も計算に入れている!だからこそパラジウムコートのペンが最近多いんだ!!……多分!!と考えてしまうのは買いかぶりすぎ?笑)
4penがこれからどういう変化を見せていくのか、こいつと付き合っていきながら見ていきたいと思います。
さて、今日は写真はなく文章オンリーで、使用していたLAMY4penの経年変化について書きたいと思います。
4penが登場したのは、“筆記具担当者のひとりごと”(ナガサワ文具店さん)がこれについての記事をお書きになっているのが2003年6月なので、その近辺だと思います。私は登場してからしばらく経ってから購入したのでおそらく2003年半ば〜終わりにかけてでしょう。
というわけで、2年前後は使っているのではないかと思います。その2年前後での変化をば。
使用状況:2本挿ペンケースに入れてほぼ毎日使用。用途はこまごまとした書類への書き込みが中心。長期間の筆記には使わず。
ここまででの変化・感想
買って来た当初は、パラジウムコートはサラサラとしていた印象があったのですが、だんだんとつるつるに、色は透明度と深みを増してきたように思えます。なんというか、長期熟成された麦焼酎のような色。
ただ、その一方で傷、というほど大げさなものではないのですが、服でいうところのアタリのようなものができてきました。&LAMYロゴは半分剥げました笑)
グリップはゴムと梨の木を持っていますが、ゴムの方はしばらくつかっていてDrグリップに見られるような妙な汁現象が起こったので梨の木にチェンジしました。梨の木は全く問題ありません。
その他、機能的にはもちろんなんの支障もなし。これくらいの使用で壊れられちゃあLAMYの名が廃るってもんです。
このパラジウムコート、ペルソナ・アクセント・4pen・Studioなど最近登場するペンには良く使われている技法です。始めてのパラジウムコートが用いられたのは、“ラミーのすべて”を見る限りペルソナ(1990年)だと思われます。
ところで、2000は1966年からのロングセラーです。インターネット上には10年、20年以上使用されている方もいらっしゃいます。そのため、LAMY2000は長期使用に十分耐えうるものだとわかりますし、どのように経年変化をするかある程度知ることが出来ます。
樹脂製でヘアライン加工されているボディは、少々の小傷なら目立ちませんし年を経るにつれてヘアラインが薄くなっていくのも様になっています。
パラジウムコートについては、そこまで長期に渡って使用するとどうなるのかまだわかりません。
そのため、どのように変化していくか非常に不安でもあり楽しみでもあります。
私は100%文系の人間なので、“〜コート”と書かれると「いつか剥がれるんじゃないの?」と思ってしまいます。個人的には、ペンである以上、少々の傷には耐えてもらいたいですし、それを味として変えて行けるものであってもらいたい。
もちろんLAMYのことだから、その辺も計算に入れている!だからこそパラジウムコートのペンが最近多いんだ!!……多分!!と考えてしまうのは買いかぶりすぎ?笑)
4penがこれからどういう変化を見せていくのか、こいつと付き合っていきながら見ていきたいと思います。
2006.01.07 Saturday
土屋鞄製造所〜エンベロープケース
十分に正月休みをいただき、本日より再開したいと思います。今年もしっかりLAMYを追っかける1年にしたいです。本年もよろしくお願いいたします。m(_ _)m
そういうわけで、新年一発目からLAMYといきたいところなんですが、徐々に在庫の底が見え始めているので(笑)別のネタから。
土屋鞄製造所のエンベロープケース、つまり封筒のような形をした名刺入れです。
私の場合、実際に名刺を入れているわけではなく切り離したメモやお店の会員証などを詰め込んでいます。
こんな感じに。マチがついていて、名刺だと100枚入れられるらしいです。このように結構な容量を収納出来つつも、使わないときはペシャンと薄くすることが出来るので便利。
ヌメ革製なのでこれからどのように味が出てくるのか楽しみです。